雨が降ってないのが普通の世界だから降水確率

「降水確率」って、「雨が降ってないのが普通」の世界の数字だ。

 雨が降ってないのが普通だから、いつ雨が降るか気になる。気になるから「雨が降る確率」が必要になる。逆に、雨がずっと降っているのが普通の世界だったら、いつ晴れるのか気になるから、「晴天確率」を教えてくれるようになるはずだ。

こういう、知らぬ間に基準をひとつ決められてる数字って他にもありそう。仕事についてるのが普通だから「就業率」を出すんじゃなくて「失業率」を出してるとか。

あと毎日残業してるから「ノー残業デー」があるのであって、毎日の残業もノー残業デーも無い世界になったらあえて「残業デー」ができるのかな。…と思ったけど、そんな世界なら毎日早く帰るなと思ったりした。