息子よ骨折の流れから運命を変えてくれ

実は4月下旬に小2息子が足を骨折しまして。

いや、骨折と言ってもですね、かかと辺りの骨に小さなヒビが入った程度なんです。どうやらですね、昼休みに鬼ごっこをしていて、3段ぐらいの階段から飛び降りて着地に失敗したらしいんです。その時は本人もまさか骨に異常があるとは思わず、保健室にも行かず、そのまま下校して、足を引きずりながら学童まで行っちゃった。

学童から足がすごく腫れてるですけどと連絡があり、カミさんが迎えに行って近くの接骨院で診てもらったら「骨は折れてないでしょう」という診断になりですよ。包帯で足をグルグル巻きにされて帰ってきたものの、翌朝になったら歩くのもつらいと本人は言う。

でも骨折れてないって言われたし学校行けるんじゃないのか、でも本人痛がってるし無理させられないんじゃないか。家族で意見が割れたものの、やっぱりちゃんとレントゲン撮ってもらおうと(接骨院にはレントゲンの設備が無かった)、学校を休んで整形外科に行ったら、骨にヒビは入ってますねとなったんですよ。

冒頭に戻りました。ここまで長かったですね。おさらいです。

そんなに高くない段差から飛び降りる着地に失敗みんな骨折れてるとは思わない翌日病院に行く骨折だと判明

……この一連の流れ、見覚えがあるんですよ……

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動物園でわずかな段差から飛び降りる着地に失敗みんな骨折れてるとは思わない翌日病院に行く骨折だと判明

やってた。僕も同じことやってた。なんだこのDNA。こんなうっかりハプニングまで遺伝しなくなったっていいじゃない。やめて。こんな運命の輪やめて。

 

容姿とか性格とか、親に似るポイントっていくつかある。うちの息子と自分の子供時代を比べると、「そこまで運動神経がないのにやたらアクティブ」というとこが似ている。その結果、ちょっとした段差から飛ぶ(アクティブ)、着地に失敗する(運動神経が無い)。

行動パターンも似てくると、そこから引き起こされる出来事まで似て来ちゃう。性格行動パターンハプニングに、「似る」のドミノ倒しが起きちゃうんじゃないか。

そのドミノ倒しは、親となった自分が、当時の親の苦労を追体験するという形にも表れる。小学校まで車で送り迎えするの、大変だった。仕事も滞った。足以外元気な息子をいなすのも苦労した(家で暇を持て余すし、ちょっと治ったらすぐ走ろうとするし)。

それにしても困った。息子よ、これから先いろいろ大変だぞ。次は学校で友だちとじゃれているうちに突き飛ばされてオルガンの角に頭を打ち1針縫うぞ。預言者の気分である。今からハラハラする。未来を変えてくれ。