花言葉だっていつまでも昔のままじゃない

パイナップルの花言葉は「完全無欠」だそうだ。なにがどうなってそんな言葉がついたのだ。パイナップル一切れで1日分の栄養素が賄えるのかもしれないし、硬い皮はなんでも貫く矛すら通さないのなもしれないし、部活も勉強も恋愛も同時にこなせるのかもしれない。そんなハードルの高い言葉を易々と名付けるほうも名付けるほうだと思う。本当に完全で無欠なものを知っているのか。なに食べても「神!」って言ってそう。

花言葉っていつ始まったのかわからないけど、そこそこ昔からずっと変わらないフレーズのままそこにある。でも品種改良とかで最近できた花とかはどうしてるんだろう。赤いバラが「情熱」で、黄色いバラが「嫉妬」だったりするから、色違いが生まれても新たに花言葉が必要になったりしないのか。花言葉にもカラバリがあるんじゃないのか。

せっかく2017年に新たに花言葉をつけるなら、スマホ世代のカルチャーも盛り込んでおきたい。美しい花をプレゼントされて喜ぶ女性を前に、花言葉を一言添えるのだ。

 

花言葉は「既読」です。

花言葉は「顔を交換しよう」です。

花言葉は「FF外から失礼します」です。

花言葉は「あなたに花をプレゼントした男性は、こんな花もプレゼントしています」です。

花言葉は「すみません、よく聞こえませんでした」です。

 

最後のはSiriによく聞き返されるやつだ。いつも「こちらこそすみません」って恥ずかしくなる。ちなみに「恥じらい」が花言葉なのは芍薬(シャクヤク)だった。立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿はユリオカ超特Q