「お笑い路線図トート」通信販売はじめました

webメディアびっくりセールで「お笑い路線図トート」を出品したんです。

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詳しい経緯はこちらから↓

unotv.hatenablog.com

このトートバッグ、30個弱を会場に持って行ったのですが、会場と共にブースに行列ができ、40分で完売するという驚きの売れ行き。すっかり生産数を見誤ってました。完売のお知らせにガッカリする方もちらほらいらっしゃって、本当にすみません。

これはそのまま終わるわけにはいかぬ。遠方の地にいて会場に来られなかった方もいるだろう。というわけで、通信販売をはじめました!

rosenzu.booth.pm

受注生産なので、在庫切れの心配なしです。当日買い逃してしまった方、もしよかったらご覧ください。

そうそう、先日のR-1ぐらんぷりでアキラ100%が優勝したので、R-1線に新駅を作ろうかどうか迷ったんですが、ここは今年のキングオブコントM-1グランプリの結果を待って、来年「2017年版」を作ることにしました。乗り換え駅が増えるかもしれませんしね……!

「若手ライターはいかに生き残るのか2」に登壇します。

イベント告知でございます。「若手ライターはいかに生き残るのか2」というイベントに、米光一成さん、青柳美帆子さんと登壇します。若くない若手ライター、という枠です。

peatix.com 

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エキレビ!でおなじみ、 小西さんが描いてくれたイベント告知のイラスト。かわいい上に元ネタがクラフトワークの「The Man Machine」。かっこいい。

イベントの告知文がこちら。

2014年11月に開催された伝説のイベント「若手ライターはいかに生きるべきか」の第二弾。

宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」専任講師の米光一成と、 注目の新人ライター青柳美帆子と井上マサキが、若手ライターの現状を赤裸々にトーク

第一弾の時は、ライターとして大活躍し、このままフリーでやるか就職するかを悩んでいた青柳美帆子が、その後の2年間がどうなっていったのかを検証。
そして40歳を超えて本格ライターデビュー、年収を倍増(元が少ないかったからな!)の井上マサキが、これまでのライター人生とこの後どういう手を打っていいのか悩みを激白。

「若手ライターはいかに生きるべきか」を考え抜き、さらに交流もしてしまう3時間。
ライターはもちろん、編集やライティングに興味がある人はぜひ!

*編集者/ライターは、自分が手掛けた本もしくは記事(プリントアウト可)を持ってきてね!

【出演】
米光一成(ゲーム作家/ライター)
青柳美帆子(ライター)
井上マサキ(ライター)

【時間】
OPEN17:30 / START18:30

【料金】
前売り¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)

 「注目の新人ライター」という煽りに恐縮しきり。40オーバーだけどライター歴3年くらい、という「若くない若手」な自分。おっさんだからインターンとかうらやましい。で、「悩みを激白」という振りなので、悩みか……と最近考えてるんですけど、悩みっぽいことが浮かぶたびに「結局自分で決めたらよくない?」とか「それは自分で頑張ったらよくない?」とか、自己完結してしまってなかなか形にならない。なんかあっても「自分が悪い」と考えがちな性分なのだった。最悪「最近22時になるともう眠くって……」みたいな悩みを激白すると思います。

これまでの歩みを話しつつ、「こんな人もライターできてんだな」と勇気を与えられるよう、まな板の上の鯉になる感じでお話しできれば。ライター&編集者の交流の場にもなるといいな。会場の高円寺punditは30席くらいで、もう3分の2くらいは埋まっているみたい。ご興味ある方はお早めに!

peatix.com

米光一成さんの告知エントリ↓

note.mu

青柳美帆子さんの告知エントリ↓

ao8l22.hatenablog.com

2014年のイベントのレポート↓

www.excite.co.jp

Webメディアびっくりセールで「お笑い路線図トート」販売します

2月26日(日)、デイリーポータル主催の「ウェブメディアびっくりセール」にエキレビ!として参加しますー。

portal.nifty.com

ネットの中の人たちが大集合して、リアルに本やグッズを売るというWebメディア版コミケとのこと。といってもコミケに行ったことがないので全てが想像です。コスプレとかしなきゃいけないの?しなくてもいい?「平服でお越しください」とか言っといて、行ってみたら全員スーツみたいなことにならない?

とにもかくにも、祭りだ祭りだ!と鼻息荒く参加を決めたものの、自著もないし同人誌も作ったことがない。でも路線図マニアとしてなんか作りたいなーということで、エキレビ!でイラストを描いてる小西りえこさんと作りました。路線図のトートバッグ

 

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路線図は台北地下鉄をベースに作ったオリジナルのもの。ちゃんと縦・横・斜め45度の線で作ってます。川も入れたかったんですよね。僕のわがままを実現してくれた小西さんには本当に感謝です!

さらにこの路線図、路線と駅をよく見ると…

 

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お笑いの賞レースが路線に、チャンピオンが駅名になっています。2タイトル持っている芸人は乗換駅に。より駅名っぽくするために、「Well Ghost = 井戸のお化け = 佐久間一行」など、 ちょっと変換を施しています。なぞなぞっぽい。特にR-1のチャンピオンは博多(博多華丸)、イタリア(あべこうじ)、ミラノ(じゅんいちダビットソン)、ハリウッド(ハリウッドザコシショウ)と地名が多めだったりする。イタリアとミラノが別にあるって普通無いですけどね。

自分で欲しいトートバッグを作ったので、すごい嬉しいなぁ……。A4がすっぽり入る大きさ&マチ付きなので、たくさん物が入ります。最近これひとつで出かけてます。ふふふ。

エキレビ!ブースでは他に同人誌やら書籍やらうどん(!)やら、たくさんおもてなしを用意してみなさんをお待ちしてます!ぜひお越しください〜。

 

※2017/3/2 追記

通販はじめました!

お笑い路線図トートバッグ - 路線図トート - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

この人こうなんじゃないかなプロフィール

プロフィールを考えるのが苦手だ。

揺るがない事実を並べるだけなら迷わない。卒業した学校とか、これまで書いた記事とか。そうじゃなくて、自分の得意分野とか、趣味嗜好とか、輪郭がぼんやりしたものを言葉に落とし込むのがどうにもうまくいかない。何が得意なんだろ。好きなものとかも。ぼやーっといいなーと思っているものを、言葉というパーツでサンプリングすると、なんか出力が変わっている気がする。これでいいのかよくわかんなくなる。わからん。

もうこれ、いっそ誰かに決めてもらっていいんじゃないかと思う。アウトソーシングである。ただ人任せなだけとも言う。

結局自分を外からよく見れるのは自分ではなく他者なので、他者が捉えている「僕らしさ」がプロフィールになれば、それは広く通じるものになるんじゃないか。独りよがりで「これが僕です」と言ってても、伝わらなければ意味がないんじゃないか。

というわけで、いろんな人に「この人こうなんじゃないかな」のアンケートを取って集計したら、それがプロフィールになるんじゃないかなーどうかなーと考えていたりする。例えばこんなの。

  • 読んでそうな漫画
  • 観てそうな映画
  • 好きそうな三国志の武将
  • できそうな宴会芸
  • 病んでそうな内蔵
  • おそらく所属している団体
  • これくらいだと思うスリーサイズ
  • いかにも大切にしてそうな座右の銘
  • この星座と血液型じゃないと説明がつかない
  • 着てそうな寝間着
  • 入ってそうな布団
  • 言ってそうな寝言

終盤、僕のナイトライフを想像させてるのはなぜなんだ。なんのアピールになるのか。寝具業界向けか。いやたぶんいま眠いだけだ。入ってそうな布団に入ろう。

二段ベッドに寝るのが夢だった

ここ数日、二段ベッドに寝ている。

二段ベッドは子供部屋に置いてある。いつもは上段に娘9歳が、下段に息子6歳が寝ている。その息子6歳がインフルエンザになったのだ。看病のため、息子6歳はママと和室で寝ることになった。押し出しでパパが二段ベッド行きである。

考えてみれば、二段ベッドに寝るのは子供の頃の夢だった。ずっと布団で寝ていたので、まずベッドで寝ることに憧れがあった。そこに倍率ドンで二段のベッド。ハシゴで上下を行き来するのが秘密基地っぽいし、ドンキーコングっぽさもある。友達の家で二段ベッドを見るたびに、心の中で口笛がヒュ~と響いた。いいベッド持ってんじゃん。それは日常の中の非日常だった。

二段ベッドに憧れて、押し入れで寝ようとしたことがある。布団を全部出した後、1組だけ押し入れの上段に敷く。寝転がった状態での視点の高さは、床に寝たときより高く、立ったときより低い。いつもと違う視点で見下ろした部屋の光景が不思議だった。しかし、はたから見ればそれはただのドラえもんだった。

時は流れに流れて、40歳を越え、数日の間とはいえ二段ベッドに寝ることになるとは思わなかった。しかし、である。子供のころ憧れていたのは、どちらかと言えば上段のほう。だが、いま寝ているのは下段。でもいいのだ。下段でいいのだ。なぜなら、二段ベッドは、二段ベッドは……揺れるんですよ。

大人の体になって、二段ベッドの上段に寝るのは怖い。まず高い。中途半端に高い。リアルな高さが怖い。そして揺れる。思ったよりグラグラ揺れる。怖い。おちおち寝返りもできない。ハシゴは登るのはまだいいけど、降りるのはおっかなびっくりだ。及び腰だ。

大人になると叶うこともあるけど、失うものもある。そして妥協も覚える。二段ベッドの下段に寝ることで、子供のころの夢と折り合いをつけている。

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3月5日(日)にイベントをやります。「若手じゃない若手」としてまな板の上の鯉になる予定です。ピチピチ。

3月5日(日)「若手ライターはいかに生き残るのか2」 | 高円寺pundit'

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